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☆吉本新聞スタッフ武藤リポート☆
2018/03/04(日) 瑞穂市十七条犀川堤防上稲荷神社にて御粥付け占い神事が行われました。
前日の準備から当日早朝3時から始まる行事の様子を十七条の杉原さんのお写真をお借りして掲載させていただきます。

大垣は水の都ですが、その中でも「加賀野の名水」は柔らかい水で有名で、平成20年に「平成の名水百選」に選定されました。

前日、その水を汲んでお粥を炊くために使います。

お粥占いをする竹も切り出しに行きます。




のぼりの準備OK!

祭礼当番の皆さんが着々と・・・。

当日はまだ暗い早朝3時より行事が始まります。

稲荷神社にはお供え(お酒、油揚げ、ミカン、りんご)を

太さ10ミリ、長さ270ミリ程度の女竹20本をすだれのようにしばっておきます。

はそり(大釜)にお米を入れます。


小豆を入れます。


竹を大釜にしずめて20分煮ます。

午前6時頃、竹を引き上げます。

まな板の上で竹を割り、小豆の数を丁寧に数えます。


「これは早生、これはイチゴ、これは天気」と言いながら一本ずつ割ります。

そして、出来たお粥を十七条区民におすそわけするため
午後7時頃、和太鼓を打ち鳴らし十七条を歩いて回りお知らせ。

私が取材させていただいたのはここから(≧▽≦)



太鼓の知らせを聞いた区民はお鍋やおわん、箸などを持ってきてよそってもらいます。
お鍋を持って帰り、一年の健康を祈り家族で頂きます。
役員の皆さん、早朝よりお疲れさまでした。
占いの結果は十七条掲示板に張り出されます。
↓

※ 以下、十七条お粥付け占い神事『御粥祭』のお知らせパンフレット引用
天歴年間(945~956)村上天皇の発願にて行われ各土地土地で開催されるようになったそうです。
竹を使った方法と、カビの生え具合での占いとか色々な方法があるそうですが十七条は竹を使った方法です。
五穀豊穣を祈り、この地方での一年間の自然及び穀物の出来を占います。
晴天・雨・水・風・及び野菜・穀物等