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リポート

大湫宿ウォークキング

2017.11.20(月)

2017/11/19(日) 今日は朝から防災訓練に参加し、その後、来月発行の吉本新聞ミニコミが「中山道大湫宿」ということで大湫宿へ行ってきました。

大井宿→十三峠→大湫宿→琵琶峠→細久手宿 と大湫宿は山の中、峠に挟まれた美濃十七宿の中でも高い位置にある宿です。十三峠を歩きたいところですが、14㎞余りあるため半日では無理、琵琶峠を歩こうと思っていました。

家から途中、各務ヶ原インターへ入る前、少し渋滞があり、瑞浪インターを降りて25分程山道を行くと

大湫宿に着きました。家を出てから2時間弱のドライブでした。

最初に目を引いたのが神明神社の大きなイチョウ

駐車場に車を止め、宿場町へ歩いて行くと、

そして巨大な杉、樹齢1300年とも言われ、根元から湧く清水には伝説が残っています。

山道、あまり他の車が通っていなかったので、人がいるのかな?と思っていましたが、イベントが開催されていてたくさんの人が訪れていました。

皇女和宮様の侍女姿で訪れた人との記念写真に応じてくれていました。

五平餅、みたらし団子、お茶、コーヒー等の売店には行列が、道を挟んだ反対側にはニューカリーが焼鳥などを販売していて、設置されたテントのテーブル席は満員状態。

炭火でアユの塩焼きがた~くさん。

私もお昼ごはんに一匹、あと五平餅とコーヒーを頂きました。

ボランティアの方たちが熱心に説明されています。

大湫宿開宿400年記念イベントの際、和宮様の御輿を再現されたもの。

雨が降りそうだったのと、琵琶峠を歩こうと思っていると現地の方に伝えたら、何年か前に熊が出たからひとりでは行かない方が良いと聞き、今日はイベントだけ楽しんで峠を歩くのは後日にしようと思いました。

宿場町のまわりを散策しようとしたら、さわやかウォーキングの看板を見つけ、また、たくさんの人が山の方へ行くので、私はてっきり大湫宿のイベントだと思い、琵琶峠をあきらめたのだからこちらを軽くウォーキングしてみようと、次々ある案内板にそって山道を歩いて行きました。

紅葉の盛りには少し遅かったですが、まだ十分に紅葉を楽しみながらゴールは大湫宿だと疑いもせず、ウォーキングをひとりで楽しんでいました。

小雨が降っていたので大降りになると困ると思い、ウォーキングをしている他の方々とあいさつを交わすだけで会話をすることもなく、黙々と足早に・・・。

一時間程急ぎ足でウォーキングをした頃、ようやくさわやかウォーキングゴールの看板が目に入り、やった!もう少しで大湫宿に戻れる、と最後の曲がり角をまわって、目にしたものはなんと「釜戸駅」と「さわやかウォーキング」ゴールのテント!!!

ここでようやく私は「さわやかウォーキング」が「JRさわやかウォーキング」で大湫宿はその中継地点だったことに気がつきました。

線路の向こう側に「白狐と河童と竜の里」と言う看板が。

その時点で時計を見たら2時半すぎ、これから大湫宿まで歩いて戻る時間も元気もなく、やむなくタクシーで行くはめに!

タクシーの運転手さんに事情を話して笑われましたが、いろいろお話が聞けました。最近は外国からの観光客が細久手宿の大黒屋さんという江戸時代から続く旅館にとまり、大井宿まで歩かれますよとの事でした。

方向音痴で、地図が読めなくて、携帯電話で位置確認もできなくて、思い込みを疑わない自分に笑うしかありませんでした。

家へ帰ってそのさわやかウォーキングのコースを調べて初めて、釜戸駅→竜吟の滝→琵琶峠→大湫宿→釜戸駅であることを知り、うそっー 琵琶峠?と思いましたが、今日は目的とは違ってしまいましたが、楽しい体験でした。

ちなみに私が歩いた距離は山道を約5㎞でした。