宮田のSさん、宮田のイベント情報をいつもありがとうございます。今回は虫送りの神事を投稿して下さいました。
2019/07/07
「令和になって初めての虫送りの神事が行われました。
宮田区民、役員等15名ほど集まり、お供え物を用意し、竹の先端に紙垂(しで)をつけました。
その竹を近辺の田んぼのすみに3ヶ所立てました。
居倉、唐栗地区でも行われています。昔から脈々と続いている伝統行事です。
若い年代の方も一度は見てみる価値があると思います。
※虫送り(むしおくり)は、日本の伝統行事のひとつ、農村において農作物につく害虫を駆除、駆逐しその年の豊作を祈願する呪術的行事である。虫追いなど数多くの別名がある。」
虫送りの説明まで詳しく書いてくださり、ありがとうございました。
今の時期、あちらこちらの田んぼの一角に紙垂を付けた竹が見られます。
昔、稲など作物に付く害虫は生活を脅かす問題でした。そのため神様にお祈りをして虫を追い出す行事が全国各地で行われました。虫送りの時期や方法も様々、松明を炊いて田んぼのまわりを歩いて虫を誘い出したり、藁人形を川に流したり、当時の人々の切実な願いが込められていた行事なのですね。