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柿渋染め体験

投稿日:18/10/03


柿渋染め体験 2018/10/02

 

瑞穂市森にある岐阜の風さんで行われている柿渋染めをスタッフ3人が体験しました。

 

事前に日時を予約しておき、当日9時に染めたい物を持っていきます。

 

綿、絹、麻、レーヨン、キュプラなどの素材が良いと言う事で、綿のTシャツ3枚を用意、それぞれがどのように染まるか楽しみです。

 

 

最初に柿渋について岐阜の風の森さんが説明とショールーム案内をしてくださいました。

 

岐阜の風さんでは、天皇柿と伊自良大実柿を使用して柿渋を作っているとのことです。

 

柿の種類によって染まる色の濃さが違うそうで、この2種のブレンドは濃い色を出せるそうです。

 

 

柿渋

   

まだ青いうちに柿を収穫し、機械でつぶして汁を柿酵母(柿渋屋さんしか購入できないそう)で3~5年発酵させてつくります。

 

柿渋を同量の水で薄めて染める液を作り準備をします。

 

森さんが液を準備してくださっている間に持参したTシャツを水洗いして絞ります。

 

水洗いしたTシャツを柿渋に投入。

柿渋は臭いです(笑)

 

5分程、液に浸けて揉んでいるとこんな綺麗に染まってきました。

 

 みんな童心に還ったようにTシャツを柿渋に浸しています。

 

森さんがこれが消石灰です、と説明してくれますが・・・。

 

色が染まっていくのに集中しすぎて誰も説明を聞いてません!

 

消石灰に浸けて5分程でこんな綺麗な色に染まりました。

 
 

ストールも染めさせていただきました。

 
 

ストールを中尾彰流にねじって染めています、どんな風に染まるのか想像がつきません。

 

 染めたTシャツをこのようにわざとシワシワに折ってコンクリートの上で乾かすと日の当たり具合が違って縦縞模様が出来ます。

日が多く当たったところの色が濃く出るそうです。

 

もう一人は鉄の上に同じようにシワシワにして天日干し、鉄と反応した部分は色が濃くなるそう。

酸性、アルカリ性、化学反応、など詳しく説明してくださいますが、理系の方はみな苦手、感覚だけが頼り?

 

柿渋に浸けただけのTシャツとストール、これだけでも素敵な色になっています。

 

 

ストールを二色に染めるため、消石灰液の中へ濃くしたい部分だけ浸します。

 

ストールの折り方によって好きなように染める事が出来ます。

 

5分程浸した後水洗い、見事に二色になりました。 

 

銅に浸したり

 

 鉄に浸したり

 

ねじったストールは半分鉄に漬けた所が黒くなってきています。

   

 

ねじった所が染まらず柿渋色と鉄の黒の配置でこんな柔らかい感じに!

 
 

染めた上からまた濃い液を手で振りかけたりお皿から流し落としたり

 

好きなように色々な液をかけてと言われて、えーっどうなるの?

 

染める物×漬ける液×漬ける時間×回数×お天気具合×干す時間などで出来る作品は無限大・・・。

経験を重ねる事によって自分の思い描いたイメージに近づいていくのでしょうね。

 

 

さて、三人の作品、思い通り?いや想像を超えた?ビギナーズラック?

コンクリートで天日干ししたもの

 

鉄板の上で天日干ししたもの

 

鉄、銅などを上からかけたもの

 

3枚の白い綿Tシャツがそれぞれこんなに個性的に染まりました。

 

ストールもそれぞれステキに染め上がりました。

 

その後、岐阜の風さんの工場内を案内して頂いたり、藍染めなど材料になる植物から色の歴史的意味などたくさんのお話をして頂きました。

 

染色の面白さに引き込まれるうちに楽しい2時間があっという間に過ぎました。

 

岐阜の風さん、お忙しい中ありがとうございました。

 

 

柿渋の歴史などについて、近いうちにミニコミにまとめてみたいと思います。またその時はお世話になりますのでよろしくお願いいたします。

 

 

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