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めぐみ地蔵

投稿日:18/07/19


めぐみ地蔵祭り 2018/07/15

 

瑞穂市重里にあるめぐみ地蔵尊。地元重里ではこのめぐみ地蔵さんを大切にお祀りしており、毎年この時期地域の住民が集まり僧による読経の中、お参りをしてから楽しい夏まつりが開かれます。

 

今年は気温35度を超える猛暑、お参りが始まった午後4時になってもかなりの暑さでしたが、子供さんたちも一人一人お地蔵様の前で手を合わせてお参りをしました。

 

 

 

 

 

 
 

お祭りの様子はほっとにゅーす、ほたる通信に掲載されますのでそちらをご覧ください。

 

 

 
 

めぐみ地蔵については言い伝えがあり、「すなみ百話」に掲載されていますのでここにそのまま紹介させていただきます。

 

 

めぐみ地蔵

 

 

 

 

重里には、めぐみ地蔵とよばれる地蔵菩薩があります。

 

このお地蔵さまは、京保七年(一七七二)につくられたもので、蓮華の上にすわって合掌されている大きなお地蔵さまです。

 

このお地蔵さまにまつわるこんな話があります。

 

 

むかし、武儀郡の関村の人たちが、大阪の石工に頼んで、お地蔵さまを作ってもらいました。

 

 

いよいよ出来あがったので関村の人たちが大阪にでかけ、船で大垣まで運び、そこから大八車にのせてせ関村へ向かう途中、重里で一泊することになりました。

 

 

お地蔵さまを道のほとりにおろして、重里の民家で一夜を過ごしました。

 

 

その夜、ここまで運んできた関村の人たちの枕もとに、お地蔵さまが現われ、

 

 

「わたしは、この土地がとても気に入ったので、どうかこの土地におろしてくれ。ここから一歩も動くのはいやじゃ。」と告げられました。

 

 

一夜明けて、村人は、お互いに夢のお告げをとりざたして、どうしたものかと相談しましたが、まとまらず、半信半疑でお地蔵さまを持ち上げようとしたところ、びくとも動きませんでした。

 

 

「これは、お告げの通りじゃ。これじゃあ、お地蔵さまを動かすこともできん。」

 

 

「ここにおまつりして、重里村(当時は十五条村)の人たちにお世話してもらおうじゃないか。」ということになりました。

 

 

そこで、村人は雨風をしのぐためのお堂を建てて、お地蔵さまをていねいにおまつりしました。

 

 

それからは、近在の村々の信仰の的となり、子授け・厄除け・豊作祈願など人々の願いをかなえてくださると言うので、いつのまにか

「めぐみ地蔵」と呼ばれるようになりました。

 

 

こうして多くの人々の信仰を集めるようになりました。

 

 

現在も毎年七月二十四日(そのママ)には、地蔵祭りが盛大に行われています。

 

 

(「すなみ百話」より抜粋)